韓国学科通信⑥「進学コースの授業の紹介」
今日は韓国語学科、進学コース2年生が受けている「韓国語練習」という授業を
紹介しようと思います この授業では韓国で話題になった小説(原書)を、一冊読む
ことを目標としています。現在読んでいるのは「優雅な嘘」というタイトルの小説です。
この「優雅な嘘」は何も言わずこの世を去った14歳の少女チョンジが
隠していた秘密を探っていく母ヒョンスクと姉マンジ、そして友人ファヨンと
周辺人物のストーリーを描いた作品です。
みんな翻訳するのに苦労しているみたいです。
では、この授業を受けている学生のうち、3人の声を聞いてみましょうか
「韓国語練習の授業では韓国の小説1冊を自分たちで日本語に翻訳していきます。
まず私は日本の小説もあまり読まないし、教科書では習ってない表現もたくさん出て
くるので最初はとても難しかったです。でも今ではやりがいがあり、韓国人は普段
こんな風に表現するんだなということも学べてとても勉強になっています。」 (警島一美)
「この授業を受けていて、韓国語が上手くなるには単語力が一番必要だなと
ひしひしと感じます。この授業では物語を訳していますが、韓国の方がよく使う
表現などをたくさん学べることができ、自分にとってはすごくためになる授業です
本の内容自体も面白いですし、語学力も伸びるのですごく楽しいです!」 (木下由樹)
「韓国語練習の授業では、「優雅な嘘」という韓国でも映画化された小説の翻訳を
しています。私は実際に映画も見ましたが、映画ではわからない部分も小説には
細かく書かれています。映画ではなかった場面も結構あります。小説は読んでいて
正直内容の理解は難しいと感じました。映画も一緒に見た方が映画と小説の違いが
分かるので機会があったら映画も見ることをお勧めます。」 (小川珠実)
小川さんも話したように、この小説は韓国でベストセラーとなり、映画にもなった作品です。
以下がそのポスターです。日本で上映されるのであれば、映画館で見たいですね
翻訳するのがすごく大変かも知れませんが、なかなか原書になっている韓国の小説を
読む機会もないと思うので、この授業を受けてる皆さんは、完読するまで頑張りましょう
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