イギリス留学レポート⑦
2月27日~3月21日まで、
イギリスのケント州にあるブロードステアーズというところに留学に行きました。
初めての海外ということで
「何かトラブルは起きないかな」「英語ちゃんと伝わるかな」と不安でいっぱいでした。
飛行機で14時間、バスで2時間、ホームステイ先に到着することには疲れきっていました。
翌日は日曜日だったので、友人と街を散策しました。
まず驚いたのが、路上駐車の多さです。
道の端にはズラッと車が路上駐車されています。
すぐ近くには素敵なビーチがありました。
晴れていたらもっとよかったのですが・・・。
ビーチの周りにはレストランやカフェなど、おしゃれな建物がたくさんありました。
月曜日からカレッジがスタート、
クラスメイトにはトルコ人、ドバイ人、サウジアラビア人がいました。
最初は緊張しっぱなしで、先生の言葉が全然頭に入ってきませんでした。
慣れてくると先生のジョークも理解できるようになり、楽しくなってきました。
私は文章が正しいのか心配でなかなか発言できませんでしたが、
日本人以外の生徒はみんな間違えていても積極的に発言していて、見習いたいと思いました。
ランチは近くのスーパーでサンドウィッチを買ったり、学食で食べました。
私のお気に入りのメニュー、”Today’s lunch”ではタイカレーやタンドリーチキンなど、
日替わりで様々な国の料理を食べることができます。
日本人はおやつにチョコレートブラウニーやスナックを食べていましたが、
ヨーロッパ系の生徒はバナナやリンゴを食べていたので驚きました。
夜にはカラオケ大会、フォークダンス、ラテンダンスなどのイベントが用意されていました。
ダンスの振り付けを英語で理解するのはとても難しかったのですが、
ペアの生徒はみんな優しくフレンドリーで楽しく踊ることができました。
休日にはオックスフォードへ遠足に行きました。
ブロードステアーズから遠くて朝早くの出発でしたが、
バスの中ではホストマザーが作ってくれたサンドウィッチを食べたり、
おしゃべりで盛り上がり、あっという間でした。
オックスフォードには歴史のある建物がたくさんあり、
街のどこを見ても美しく、本当に感動しました。
左の写真はセント・メアリー教会の上から撮影したクライスト・チャーチです。
帰国前日はロンドンへ遠足に行きました。
定番のビッグベン、タワーブリッジ、そしてバッキンガム宮殿を見ました。
バッキンガム宮殿のパレードが見たかったのですが、
運悪くその日はパレードがなくて残念でした。
お昼はレストランでハンバーガーを食べました。
そのあとはリージェント・ストリートでショッピングをしました。
有名な高級ブランドのショップがずらりと並んでいました。
いつかあそこで両手いっぱいに抱えきれないくらいの買い物をしてみたいです。
ロンドンの郊外にあるハリーポッタースタジオにも行きました。
以前から行ってみたかったところだったので、本当に興奮しました。
ツアー客の予約が多くて、個人で予約をとるのはなかなか難しいそうです。
なので入れてラッキーでした。
ここには映画「ハリーポッター」の中で実際に使用された衣装やセットが展示してあります。
「ハリーポッター」シリーズは一番好きな映画なので来ることができてよかったです。
「ハリーポッター」ファンにはたまらないところだと思います!
スタジオの前でみんなで記念撮影をしたのですが、
警備のおじさんが後ろで飛び跳ねて映り込んでいました。
イギリスの人は紳士的で真面目なイメージでしたが、お茶目で優しい人が多かったです。
一番楽しかった授業は週に一度のポッタリーの授業です。
先生のマイクもまたとてもお茶目な人でした。
一週目と二週目はマグカップ作り、三週目は陶芸を体験しました。
思っているよりも力のいる作業で、翌日は筋肉痛で大変でした。
作ったマグカップは重かったのですが日本に持ち帰り、両親にお土産としてプレゼントしました。
留学前はイギリスは「料理が不味い」というイメージでしたが、
私がイギリス滞在中にそのように感じたことはほとんどありませんでした。
ホストマザーが作ってくれる料理はすべて美味しかったです。
食後にはデザートと紅茶も出してくれました。
じゃがいもをオーブンで焼くと、外はカリカリ、中はホクホクでとても美味しかったです。
楽しくおしゃべりしながらのディナーは、毎日の一番の楽しみでした。
学校もホームステイ先も最初は初めてのことばかりで戸惑うことばかりでしたが、
慣れるととても快適でした。
ブロードステアーズは街もきれいで、人も優しく、とても素敵なところでした。
今回の留学では文化の違いや多くの人の優しさに触れることができ、
英語だけでなくたくさんのことを学ぶことができました。
三週間はあっという間でとても短く感じました。
また機会があれば、イギリスに行きたいと思いました。
英語学科1年 東 絵莉香
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